実際に部屋を作りました
自分たちで施工しました。
床と天井を貼りました。

壁との間に隙間が空いていないと床板が膨らんだ時に、床全体が持ち上がったり壁を押し付けることがあります。
きつく締めすぎて貼ると湿気が多くなると床板が膨らみます。
床板を加工する時に雄サネ、雌サネのはまり具合の調整が一番難しいです。
甘すぎると床鳴りが発生することがありますし、硬すぎると施工時に苦労します。
このように実際に施工してみることにより加工の程度がよくわかります。
実際の施工現場を訪ね大工さんと一緒に作業することがあります。
この床板の場合、含水率が1%増加すると材は約0.2mm大きくなります。
伸び縮を計算に入れて施工すべきです。
またいかに上手に施工しても梅雨時には膨張し冬場の乾燥時期には縮みます。隙間は必ず空きます。隙間が出来ることは当然のことなのです。
ですから木材の物理的性質を理解し、隙間の程度をよく確認しておくことです。製品のせいにしないでください。ちなみにこの床板の含水率は15%前後に調整しています。
サッシの枠を取り付けます

壁板と天井板の隙間も空いている方が材の伸び縮みを考えると無難です。
この隙間は最後に廻り縁を取りつけるので隠れてしまいます。
壁板は石膏ボードの上からケイテンに向けて胴縁を打ちつけそれに固定しました。
このサッシの部分をどうのように納めるべきか考えました。
取りあえず枠を組んで取り付けることにしました。
サッシ部分の壁板張り終えました

枠を作成するときは正寸にカットした材料を直角に組み立てることが大事です。
直角でなければ建具の納まりがキッチリなりません。
建具を取り付けるためのガイドレールやL型の金具など便利なものがあります。この程度の工事ですと敷居や鴨居用の溝は必要ありませんでした。サッシの縦枠と壁板は綺麗に突き合わせてください。このような個所は見切り縁など打てない場所ですから丁寧に施工することです。
配電盤の壁と枠の取り付け

配電盤をどのように隠すか悩ましいところです。
取りあえず枠を組んで取り付けました。
観音開きの扉にしようかと考えましたが、扉の作成が手間ですので、壁板をはめ合せて一枚の板にしました。
ここは常時開閉する場所ではありません。
上枠と下枠に2本のヒモを打ちつけて溝を作りその中にこの板をはめ込みました。
一番安上がりで、かつ壁との一体感があり上手な納まりとなったと思っています。
次の出来上がりの写真で確認してください。
部屋が完成いたしました。

2日で完成しました。天井を張る時には手伝いの人が必要でしたがその他は一人でやりました。この部屋の中で昼寝をすると、とてもすがすがしい気分になります。仕事柄大工さんや工務店の社長などが訪れます。この部屋を見て上手に施工していると言った人は一人もいません。ただヒバの木は素晴らしい。加工も上手だと褒めてくれます。反対に一般の人は上手に部屋を作っていると部屋づくりを褒めてくれます。プロにも素人にもヒバの製品が認められたことがとてもうれしく思います。ところで不思議なことがあります。この超仕上げ鉋をかけた床を、手で触っていますがそのうち靴下を脱いで裸足になって歩く人が多いことです。そして言います木の上を裸足で歩くと気持ちいいものですね。
ちなみにこの部屋は塗装していません。光っているのは鉋を充分かけた証拠です
これくらいかかりました。
