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慢性病とC繊維

慢性病とC線維

画像の説明

上の図のようにC線維は慢性病と深くかかわっています。刺激を受けるとC線維から脊髄後角へ視床髄板内核へと伝達されます。またC線維から軸索反射として末梢終末からP物質やCGRPが放出され、これらは付近の血管や白血球などに働き、様々な変化を引き起こします。さらに溢れ出た刺激伝達物質は交感神経に影響を及ぼします。

A.軸索反射による神経性炎症

  • 軸索反射とは、反射経路が1次求心性神経の軸索のみで生じる反射である。
  • 侵害受容器で発生した興奮は、脊髄終末部に伝わるだけではなく、軸索分岐部から他の分枝にも逆行性に伝わり、末梢終末からP物質やCGRPが放出され、これらは付近の血管や白血球などに働き、様々な変化を引き起こす。
  • 細動脈 ー 血管拡張(←→血管作動物質)
  • 細静脈 ー 血管透過性亢進→血漿タンパク出漏出→発痛物質(BK, セロトニン)の遊離
  • 肥満細胞 → ヒスタミン放出→血管拡張
  • 他の炎症細胞の活性化

B.痛みの悪循環

  • 何らかの原因により、交感神経系が過剰に反応し、緊張が持続する。
  • 末梢血管が長期にわたって収縮すると、組織が低酸素・アシドーシス・栄養低下状態(ジストロフィー)となり、それがまた疼痛を生じ、新たな侵害刺激となって、悪循環となる。


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