木の成分と生物活性化作用

ヒバ(Chmaecyparis nootkatensis)の有効成分の作用
- ヒバ(Yellow cedar)の成分はアメリカやカナダの論文が多数あります。
A Review of Yellow Cedar (Chamaecyparis Nootkatensis [D. Don] Spach) Extractives and their Importance to Utilization
- 例えばα-thujaplicin、β-thujaplicin(ヒノキチオール)、nootkatin、thymol、p-methoxythymol、carvacrol(カルバクロール)そしてcedrol(セドロール)などです。
- 前者は、抗菌作用などに優れていますが、セドロールはよく眠れる成分です
(action of Cedrol on the Autnomic Nervous system and the Effect on Sleep)
ヒバの木の主な有用な成分はこのようなものです。
- ヒノキチオール
- カルバクロール
- α-ピネン
- ツヨプセン
- セドロール
- カジノールなど多くの有効成分があります。
リラックス作用、安眠作用

表のようにヒバの香りは一般的な他の樹種に比べ、ごく微量で作用します。
香りを嗅ぐことにより血圧、脳血流量も減少します。
α-ピネンが漂う部屋で睡眠を取ると、疲労回復が早いことが疲労度を測定するフリッカー値の測定により明らかになっています。
殺ダニ作用、抗菌、抗カビ作用

木材の精油をろ紙に染み込ませて、ダニを飼育した時の殺ダニ率。ヒバの精油はほかのものに比べ殺ダニ活性が高いことが示されています。これはヒバの成分にβ-ツヤプリシン、カルバクロール(Carvacrol)などが含まれているためです。
消臭作用、防虫作用

木の成分の中には、臭いを化学分解するものがあります。ヒバ材の成分はアンモニアなどを分解することに優れています。グラフのように微量でも香りの強いものと、ツヨプセンのように大量でも匂いの殆どしないものがあります。ヒバ材の匂いが少なくなったから成分の作用が急激に減ずるわけではありません。
